ロゴ 主人公とヒロインについて

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リクとニノ

あらすじも紹介したのでここからは登場人物について話をしていきましょう。最初に紹介するのは当然のことながら主人公である『市ノ宮行』とヒロインである『ニノ』の2人から話を進めて意向と思います。この2人はもはやいきなり最初から恋愛関係になるという出会ってからほんの数時間足らずでそんな関係になってしまうものだ。でも信じられるでしょうか、あってから数時間足らずの人間同士が恋人になるのも確かにありえませんが、それよりも恋人になろうと決意した理由が行の『他人に借りを作ることが出来ないから』という、ロマンのロの字もない理由としてどうなんだろうということだ。そこはあえてフィクションだからということで進めていかなければなりませんが、最新巻まで確認してみると分かると思いますが、最初こそとんでもないでありをすることになってしまった2人で、そしていきなり恋人として付き合うことになったものの、時間と過ごしていく時間の中でお互いにそれぞれ恋人としての自覚と意識を持つようになっていきます。その点については非常に甘酸っぱくほんのりするお話となっているので、ハイテンションな本編の中で時折垣間見る事の出来る二人のストーリーも見所との1つだ。

ではここではそんな主人公とメインヒロインを順番に紹介していってみよう。

借りを作る事の出来ない青年、市ノ宮行

何を隠そう、主人公である。そしてこの荒川アンダーザブリッジにおいて唯一の突っ込みとして活躍することにもなる、常識人として登場してくる。あらすじで簡単に話しましたが、作中では世界的な有名企業であり、財閥の御曹司として幼少期の頃から英才教育を施されているエリートとして成長してきました。家柄の特徴ともあって、他人に借りを作ることはしてはいけないという家訓の元で、全てにおいて自らの力を持って物事を押し進めてきた歴史を持っている。そんな中、ある日橋を歩いていたときにズボンを慣れた手つきで子供達から巧みに脱がされてしまい、そのズボンを取り戻そうと動いていた。

その折、説明したとおりですがズボンを取ろうとした際に端から誤って落下してしまう。その結果、偶然その場にいたニノに助けられたことで作ってはいけない借りが出来てしまったのだ。借りを返すためにニノの提案として恋人になること、そしてニノの要望で何故だかエリート生活をしていた彼は彼女と共に河川敷でのホームレス暮らしを始めることになってしまったのだ。その後、河川敷に住んでいる人々を統括している尊重から『リクルート』という名前を貰って生活をすることになる。以降は河川敷に住んでいる人々から『リク』と呼ばれるようになり、本名で呼ばれることはほとんどありません。

エリート生活をしてきたこともあって才色兼備というまさに理想的ともいえるような能力を持っており、河川敷ではその成績の良さと勉強が得意ということもあって、河川敷では教師として勉強をまともにしたことがない人々に教えながら生活をしている。

ここまで見るともはや助けられたことが不運だったということだろう。それまでは何事も書く自分ひとりで生きてきた陸にとっては災難だったというところかもしれないが、あながちそうとは言えないかもしれない。作中では徐々にニノ対して本当に恋愛感情を持つようになり、そのやり取りが何処となく中学生時代の頃を思い出させるようなものとなっている。良い年した青年、しかも容姿端麗・成績優秀・スポーツ万能・御曹司・資産家といった、目にもくらむような身分となっているわけですが、そんな彼のある意味最大の弱点というものが存在している。それが『他人に借りを作らない』ということだ。

エリート思考が強いこともあって

リクルート、もといリクは元々エリート思考の強い人間ということもあって一般的な考えをしているような人間ではない。それもそうだ、彼は作中では御曹司としてのほか、すでに自らの会社を設立して経営し、生活費の何から何まで親の力を借りずに生活しているのだ。さらに幼少期から何事も自分でこなしてきたこともあって、人の力を借りる事は市ノ宮家の恥とされているのだ、その勲章として彼だ普段から付けているネクタイには『他人に借りを作るべからず』という模様が付いているほどだ。なんでも市ノ宮家代々の家宝として作中で語られているわけでだが、そのことに関してはあえて触れないようにする。というよりその模様がかすんでしまうほど作中には濃い展開が巻き起こっているからだ。

では実際に彼は借りを作ってしまうとどうなるのか、借りを作ってしまうと喘息を起こしてしまうという妙な発作を起こしてしまうのだ。この発作がおさまるにはその借りをきっちりと返すことが前提と、借りを作ってしまった人間にとってもちょっとはた迷惑な話なのだ。それでニノも仕方なく条件として恋人関係を構築することを提案したことで物語が繰り広げられるわけだ。ただこの喘息は物語が進行して行く中で、段々と借りを作ることが増えていったことで彼本人にも耐性が生まれたことで、ほとんど起こさなくなっていきます。

またエリートという意識が強いせいか、回りもドン引きするようなナルシストとなっているため、周囲からは度々そのことに対して突っ込まれることもある。

意外にもエリートらしからぬ赤ん坊の扱いに長けているという特技を持っている、これは彼が三歳のころに父親が彼が一歳のころに作った借りを返させる為に、赤ん坊のコスプレをしてそれをあやすことで何とか父親に借りを返すことに成功したのだ。ただ本人からしたら黒歴史そのものとなっているので、極力思い出さないようにしている。それもそうだ、実の父親であり、現市ノ宮家当主として君臨している父親の赤ちゃんプレイなど見てショックを隠せないわけない。そういう意味では、彼もまたある意味では変人の子供であり、変人の一人なのかも知れない。

ニノという名の電波少女

この物語のメインヒロインであり、作中で度々その言動などでリクを振り回しているヒロインである『ニノ』こそ、リクが河川敷にホームレスとして住むことになった理由を作った張本人である。金髪ワンレングスの髪をしている美少女だが、自身のことを金星人であると平然と公言している電波系美少女である。基本的に感情というものをその表情に映すことのない少女だが、リクと正式に交尾と賭して付き合うことになってからは、周囲の人間からすれば笑顔が増えたと述べているなどある意味で人間らしい性格へと変化して行くことになる。

リクに対しては素直に恋人として認めており、時折とし相応の少女として振舞うこともあるが、中身が元々ぶっ飛んでいる為にリクとのやり取りは基本的にボケと突っ込みの漫才コンビのようなやり取りが基本スタイルとなっている。

そんなニノが普段から河川敷でしている事は魚釣りで、魚を釣ることで河川敷に住んでいる住人たちに配っている。仕事の関係もあって、魚料理しかしない生活を送っているが、その他にも何故か他人への挨拶がてら魚をその口に突っ込むという奇怪な特技を披露している。リクも河川へと落下して気を失っている最中に魚の生臭さに驚いて気を取り戻したほどだ、つまりは容赦はないということだ。見た目は非常に華奢な体つきをしているが、何の装備もなく潜水を1時間以上、さらに遊泳能力も荒川の激流に負けないほどと、ポテンシャルとしては相当高いことも作中で述べられている。ここまでで分かると思うが、彼女は一般的に想像できる可愛らしいヒロインという枠には見た目しか当てはまらないということだ。しかしそれでもリクに対してだけは感情の揺られ方は異なっているわけだが、物語が始まった当初は、彼女もまたリクを翻弄することになる。

非常に忘れっぽい性格をしている

ニノさん、見た目は非常にいいですが電波です。それも良いとしましょう、ですが彼女にも致命的過ぎる弱点というものが存在しています、それは『忘れっぽい性格』をしていることだ。陸に河川敷に住むように告げたのも、一日会わなかっただけで顔と名前を即座に忘れてしまうくらいだ。もはや病気ではないのだろうかと思いたくなるが、この時ばかりは彼女も自分の恋人であるということまではすぐに思い出した事でとりあえず一件落着する。

ニノは河川敷ではダンボールハウスを形成して生活している、ちなみにリクとは一緒に寝泊りはしていない。リクは彼女が別荘としている橋の構造において柱の内部を勝手に自室の如く改造してしまうという、金持ちらしい力を発揮したのだった。ちなみにダンボールハウスなど野外同然の生活となっているので、ニノは寒いと本人の意識がないままに寝ぼけて陸の部屋へと訪れるという夢遊病者みたいな気を持っている。

しかしダンボールハウスの中には何故かビロードのベッドが用意されているなど謎の生活をしているとリクは思ったが、ニノは普段ベッドには寝ないでベッドの引き出しにて寝泊りをしているという、もはやいじめどころの話ではない生活をしている。

こんなヒロインだが、何だかんだで物語が展開されていくことによってその関係はますます深めていくものとなり、最近ではカップルらしい姿を披露するなど、順調にその中を2人で構築して行くのも、この作品の魅力の1つとなっています。