ロゴ コレだけいれば愉快だよね

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コミュニティどころか、完全に村と化しています

その他にもこの荒川の河川敷には住民は存在している、しかしここで疑問にすべきことがあるだろうと感じる人もいるのではないだろうか。筆者もこの作品を見ているときに感じていたことだが、河川敷が非常に長く用意されているのまではいいが、そもそもそんな河川敷に教会やら牧場やらが存在していることの方が異色過ぎることだ。そしてこの河川敷に住んでいる人間の経歴やらがあまりにも常人とはいいがたい者達が終結していることもこの作品の特徴といえるだろう。村長やシスター、マリアにステラといった人物たちと比べたらリクやニノの存在は非常に矮小のようにも感じられるモノではないだろうか。ニノは潜水の名人であり、魚を手づかみで取得することが出来るという点を除けば、まだ可愛いだろう。

さて、この河川敷にはあと紹介すべき住民が残されているので、順番に考察していこう。

自称超能力者の兄弟

荒川の河川敷、ステラと同年代らしき少年二人も在住(?)している。服装や声で少年と分かるが、何故か普段から顔面を鉄仮面ですっぽりと隠している『鉄人兄弟』がいる。兄は黄色の目がついている鉄仮面を付けており、名前は『鉄雄』といい、その弟が『鉄郎』で緑色の目を付けている鉄仮面を標準装備している。現在までもその表情がどんなものになっているのか等は、誰にも分からない状況である。

ニノに対して淡い憧れなどを抱いていることもあって、当初は突然登場したリクがニノの恋人だと紹介されたことで、星と同様に喧嘩を売ることになる。しかしその後とあるきっかけからリクから泳ぎを教えてもらうなどの親切行為を受けたことにとよって、彼に対してもにも心を開くようになり懐く様になった。しかし基本的に自分達の身に危険が迫っているような状況が差し迫ってしまうと、リクをあっさり見捨てるなどの行動もあるため、何かと都合のいい存在として利用されているのではと判断している。

鉄仮面を被っている理由として自分達の超能力を抑えるためとしている、そもそも2人はとある研究所にいたころに脱走した先に、この河川敷に辿り着いたことで生活を始めることになったと、自称している。

究極的なドジっ娘である、現代版スナフキン

河川敷に住んでいる住人で、見た目は普通の『P子』と呼ばれている少女も、この変人だらけの荒川河川敷に暮らしている一人だ。彼女は普段は河川敷に家庭菜園を作って、住民たちが普段食べている野菜を生産していることを主な仕事としている。見た目はどこかにいるような少女だが、実はリクと同い年ということもあり、そして河川敷に住んでいる住民の中では割と一般常識的な部分を持ち合わせていることもあって、リクがいないときにたまに突っ込みを入れることもある。

ただそんな少女の最大の欠点とも言える特徴というのが、『ドジっ娘』属性を持っていることだ。ドジをする女性ほど愛らしいものはないと言われているが、このP子の起こすドジは奇跡に近いレベルだった。バナナの皮を踏むとまず間違いなく滑る事は当然であり、そのまま壁に激突したと思いきや、たまたまそこに通りがかった蕎麦屋の出前で注文をとっていたそばが頭の上に被さってしまうなど、笑うに笑えない惨状を経験することもしばしばある。こうした属性を持っているため、住民も以前までは家庭菜園の手伝いをしようと訪れていたが、P子が引き起こす驚異的過ぎる天災ドジっ娘ぶりに巻き込まれて、最悪命を落としかねない危険性が伴ってしまうため今では命を大事にとばかりに彼女の菜園に近づくモノはいない。野菜作りに関しては天才的で、冬になると苗を求めて旅に出るなど、現代版スナフキン張りの行動を見せている。住民の好みに合わせて野菜を作っているが、その中に元気のない野菜があれば『野菜ジゴロPニュート』、となる濃いキャラにジョブチェンジして、謎の歌と踊りを披露することもあるなど、何だかんだで河川敷に住んでいる変人たちと何ら変わらない雰囲気を持っていることに違いはなかった。

周知の事実となりつつとあるが、村長に恋をしているものの全く気づかれないというちょっと哀れな面も持っている。

Tシャツを着た、武家の家柄

実家は有名な武家の血筋であるにも関わらず、どうしてこんなところでの生活を始めてしまったのだろうという人も存在している。それが『ラストサムライ』と呼ばれている、髷をしているTシャツにジーパンという、何処にでもいるような青年ではないような、そんな雰囲気を持っている。元々はその剣の腕などを持ってしてカリスマ美容師として活動していたが、その後自分が求めているカットの理想像というものを見失ってしまう。その果てにこの河川敷で刀を振り回していると、村長と出会った事でその時に掛けられた言葉によって自分が求めているモノは何なのかということの答えにたどり着いたというのです。

普段は住民達の髪を切っているが、用いるのは通常の真剣そのものだがその居合い術は抜き身を肉眼で確認することはできないものとなっている。髪を切るときも命がけだったりするのだが、その時も的確なカットの方法となっているので、基本的に無事に終了する。ただしシスターは過去の経歴上、ラストサムライの剣戟を全て見切ってしまうために、どうしてもカットの際にはその都度騒ぎが巻き起こってしまうなどのトラブルも見られている。

河川敷で暮らし始めてからP子に対して淡い恋心を抱いているが、彼女が尊重に対して一途な想いを抱いていることを周知しているため、その想いを伝えないでいる。

人外と言い張っている男性、でも非常に男気のある人と、それに寄り添う人

ようやく最後になったが、この辺で荒川河川敷にもはや完全に私有地化しているととってもおかしくないような住民達を紹介し終える。最後に持ってくるのは常に二人して行動をともにしている『ビリー』というオウム型の被り物をしている男性と、『ジャクリーン』という蜂のコスプレをしている女性についてだ。

元々2人は関東最大最強の組織である『国鳥会』に所属しており、ビリーはそこでは伝説的なヤクザとして名を馳せており、ジャクリーンは組長の女として組に所属していた。つまり、二人は不倫関係の果てに、この河川敷まで逃げてきたのが事の顛末となっている。普段はぶっきらぼうな性格をしているビリーだが、古風なヤクザということもあって非常に男気のある性格をしているので、ジャクリーンだけではないほかの住民たちもその魅力に充てられることもある。そしてそんなビリーに心酔しているジャクリーンだが、ビリーがいないと錯乱してしまい、5m以上離れてしまっていると寂しさのあまり死んでしまうと豪語している。それだけ仲が良いということなのだろう。

しかし基本的に2人とも堅気の人間ではないので、本業の人間が関わってくると現役時代同様の本性をむき出しにすることもある。