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河川敷に住んでいる変人集団

荒川アンダーザブリッジという作品は基本的なメインテーマとしては、リクとニノの日常と、二人の周囲にいる河川敷で生活している変人達との交流を描いたギャグ漫画となっています。ニノが元々住んでいるこの河川敷には彼女の他にも住人が住んでおり、一種のコミュニティが形成されているのだ。当然そんな人々が住んでいるということもあって、様々な人間がいるわけだが、この河川敷に住んでいる人間は基本的に変わり者となっていると考えて、考察する必要がある。

では具体的にどんな人々が住んでいるのかということだが、大半が変わり者という枠に当てはまらない人々ばかりとなっている。そして基本的に全員が全員それぞれの素性を隠しているため、何かとそのことで話題を振りまくことになっているのも、この作品の醍醐味として表現されている。

河童のコスプレをしている村長

この河川敷のおけるコミュニティのトップであり、そして村長を務めている『村長』について話をしていこう。その見た目、緑色の河童そのものだった。本人曰く自称620歳という長寿を誇っている、そして彼がこの河川敷を統括している人間となっており、ここで暮らすとなった場合には村長から村長が考えた名前を貰ってそれで生活をしていかなければならないという掟がある。この河川敷で住んでいる人間全員が彼から名前を貰っている、リクについてもだ。ちなみに、リクはこのリクルートという名前を一度拒否して和名を求めたが、その返答として出てきたのが『内定取れ太』というものだった。当然まだリクルートの方が良いに決まっている。

先ほどから平然と河童という単語を使用しているが、明らかにというか人間が河童スーツを着て生活している事は明白だった。リクに関してはすでに人間であると自覚しているが、ニノを含んだそれ以外の住人は本当に河童と思い込んでいるとのことだ。但し河童とは明らかに言えない人間的な行動を起こし、さらにスーツに関してもいくつか種類を揃えている。普段は水の中で生活しているが、背負っている甲羅の中にはなんと酸素ボンベを搭載しているという優れもの、そのため甲羅を下ろすと体重が30kgほど異なる結果をはじき出す。

実は物語上において何気なく重要なキーパーソンとして、村長によく似た人が時折河川敷の為に奮闘しているなどの活躍を見せるなどしている。ニノの幼少期を知っているなど、元々河川敷に住んでいることもあってその素性から正体などはいまだに憶測を呼ぶなど今作品の中ではニノの次に謎めいている存在だといえるかもしれない。

星の被り物をしているけれど、その見た目は実はイケメン?

村長という強烈な存在感溢れる人物が始めから登場してくるわけだが、無事に名前をつけてもらったことでリクは改めて河川敷での生活を送ることが許可されることとなった。その際、何故かいきなりニノの恋人として登場することになったことで、彼に対して喧嘩を売ることになるキャラクターたちも登場してきます。その人物の一人であり、何だかんだで物語が進んでいくうちにリクと悪友のような関係になっていく『星』について話をしていきましょう。彼も純粋な人間なわけだが、何故か頭には星型の被り物をして素顔を隠している。被り物をしていないときはなく、村長と同様に常に自分の素顔を隠している。ニノに対しては村に来る前から好意を抱いていたが、突如として現れたリクがニノの恋人となったことに対して、当初から何かあればリクに対して喧嘩を吹っ掛ける事をやめないでいる。

河川敷で担当している仕事は専ら音楽となっており、その実力は中々のものとして評価されている。実は河川敷に来る前は一流ミュージシャンとして活動しており、それもオリコンランキング1衣を獲得するほどの人気か主として活動していたわけだが、自分の思い通りの活動をすることが出来ないもどかしさを抱えながら、河川敷で憂さ晴らしをしていた。その時、たまたまニノのダンボールハウスで熱唱していたことで、ニノ本人に恋をしたことでそれまでの身分など放り投げるようにして河川敷での生活を始めることになる。

女性には常に優しくフェミニストであり、ニノはもちろんその他河川敷で生活している女性たちに気を使ったり、恋愛などのアドバイスなども欠かす事のない、女性の扱いに長けている。

白線の上でしか身動きしない中年男性

見た目からおかしい二人を紹介したが、中にはキチンとした人もいる。『シロ』と呼ばれる中年の男性がいるにはいるが、シロさんの場合はその行動が特に奇怪となっている。その理由としては常に白線を引いている上でしか歩かないというやっぱり変人行動を起こしているからだ。白線をしく道具を常に引いているので、まず白線をしかないと移動することが出来ないのだ。

このシロさんもまた元々は企業人として働いていたのだが、その時『白線から落ちたら、妻が白色コーニッシュになってしまう』というわけの分からないルールを作ってしまったことで、白線渡りを現在までに継続する羽目になってしまったのだ。その結果、奥さんと娘を放り出している形になってしまったが、何故かいまだに家族関係は非常に良好であり、妻からは愛され、娘からも思春期真っ盛りのはずなのに父として非常に好かれているという。

一見すると非常に温和な人のように見えるが、白線渡りに対して共感してくれる人に対しては好意的な人間ですが、それ以外の排他的な考え方を持っている人には非常に厳しい態度を示す。また常識人らしいような素振りを見せていたが、段々と周りの空気を読まない自分勝手な人という側面が垣間見えることになるので、結局のところリクも彼に対して苦労を強いられることになる。

白線を引くための道具として常に白い粉を欲しているため、たまに何かと誤解を招きかねない言動をしているところがある。また白線に関しては人並みならぬ情熱を持っているため、時折河川敷に住んでいるリク以外の人々もついていくことが出来ないほどだ。自称白線の上を歩いていることから『渡ラー』と称しており、その白線渡りを常に正確に行っていく為にトレーニングも欠かさず行っているため、脚力に関しては無類の強さを誇っている。ちなみに、常に白線を引いている道具には『コーニッシュ』という名称を付けている。